管理型プログラムB U先生

阿新歯科診療所での研修を開始して約2か月たちました。水島歯科での4か月では、上級医の先生やスタッフの方々に良くしていただき、同期とも楽しく研修していたので、初めは寂しい気持ちもありました。しかし、阿新歯科でも周りの方々が温かく迎えてくださり、新しい環境にすぐ慣れることができました。また、任せてもらえる仕事も増えて、身が引き締まる思いとともに充実した日々を過ごしています。

阿新歯科では、毎日義歯の患者さんがたくさん受診されます。義歯は、お口の状態によって症例の難易度に差があります。また義歯ができあがるまで、そしてその後も来院していただく必要があります。最近は、できあがった義歯を装着する診療に入っています。クラスプの強さや噛み合わせ、内面は合っているか、ガタつかないか、その他さまざまなことを確認して、必要に応じた調整をしています。

難しいと感じることもたくさんありますが、上級医の先生の指導のもとで、成長を実感できています。残りの期間も、精進して頑張っていきたいと思います。

管理型プログラムA Y先生

入協して、はや4か月がたちました。4月は、久々の診療の場に緊張しながらの見学研修がほとんどでした。今は麻酔や簡単なう蝕治療、抜歯など、できることが増えてきて成長したかなと実感しています。しかし、患者さんのお口は十人十色です。歯並びやう蝕の位置、大きさが全て違うのでタービンの入れ方や向き、う蝕の大きさと歯の神経の距離など、考えることが多く、上級医の先生から日々指導を受けています。

これまで補綴グループをはじめ4つの診療グループを経験しました。残り8か月は固定したグループで研修となります。多くの経験を積み重ねて、1日でも早く、一人でも多くの組合員さんのお口の健康を守れる歯科医師になれるよう努力していきたいと思います。

最後に、これまで研修医の仲間4人で日々切磋琢磨し、楽しく研修してきました。8月から管理型プログラムBの2人が、それぞれ玉島歯科、阿新歯科での研修となります。寂しい気持ちいっぱいですが、負けないように気持ちも新たに、一生懸命頑張ろうと思っています。

管理型プログラムA K先生

臨床研修が始まり、3か月が経過しました。慣れないながらも充実した日々を送っています。私たち研修医は、まず座学、模型研修、そして研修医同士の相互研修とプロセスを踏んで診療に臨んでいます。現在はレントゲン撮影から始まり、ブラッシング指導、印象採得、局所麻酔、う蝕治療、抜歯など、できる治療をだんだん増やしています。日々、指導医の先生やスタッフの方々のフィードバックや忌憚のない意見で、課題に気づきながら、成長できていると実感しています。今後も熱心な指導と充実した環境の中で、妥協せずに満足いく治療ができるよう、精一杯励んでいく所存です。

先日は班会(地域での健康づくりの場)に参加しました。診療所外で生協の組合員さんや患者さんにお会いする初めての機会でしたが、みなさんが優しく声をかけてくださり、一緒に百歳体操やお口を使ったゲームなど、楽しい時間を過ごしました。つどいの場をとてもいきいきと楽しんでおり、班会活動は身体的な健康だけではなく、社会的な健康につながるのだと理解しました。

診療はもちろん、班会などの参加を通して、地域のみなさんのお口の健康に貢献できる歯科医師になりたいと思います。

管理型プログラムB M先生

臨床研修が始まり、半年が経ちました。8月から管理型プログラムBの協力型施設でもある児島歯科診療所にて研修を行なっています。不安もありましたが、研修指導医の先生をはじめとしたスタッフの方々に温かく迎えてもらって、充実した研修生活を送っています。
研修医は、実際の治療を行う前に模型で練習をしますが、最近はCrなど補綴治療の練習を行なっています。この治療はとても難しく、学生時代もかなり苦戦しました。そのため、診療時間の合間や診療後など、指導医に完成後の模型をチェックしてもらい、指導を受けながら研修を行なっています。
また、補綴治療は歯科技工士さんとも連携して進めていくのですが、診療所内には常に技工士さんがいるので、チェックしてもらうことでより質の高い治療を行えるように励んでいます。実際の治療では、う蝕治療など、少しずつ担当することが増えてきました。
当面の課題は、同じ手技でも、模型上と患者さんの口の中との感覚の違いに慣れることです。今後も、指導医の先生方やスタッフの方々から指導を受けながら、それらを少しずつ吸収して、手技の向上を目指していきます。

管理型プログラムB A先生

管理型プログラムBの協力型施設である玉島歯科診療所で研修をはじめて3か月が経ちました。最近は、根管治療や補綴治療の研修を行なっています。日々多くの経験を積むことができている充実感とともに、まだ力不足であることを感じる毎日のように思います。しかし、指導医の先生方をはじめスタッフの皆さんから親身にサポートを受けられるこの環境で研修ができることに感謝し、少しでも多くを吸収していきたいと思います。
診療以外では、9月に矢掛支部の広石サロンの班会(地域での健康づくりの場)に参加しました。健康に対する意識がとても高く、参加された皆さんは熱心にお話を聞かれていました。今回参加して、地方では、交通の便が悪いことを理由に、病院に行きたいときに受診できない方も多く、様々な面で地域支援が必要だと感じました。これまで地域住民の方と交流し、その声に耳を傾ける機会がありませんでしたが、とても貴重で有意義な時間となりました。
研修期間も残り少なくなりました。今後も一層研修に精進し、地域貢献できる歯科医師になりたいと思います。

管理型プログラムA N先生

臨床研修が始まり、約3か月が経過しました。学生実習とは異なり、社会人、そして医療人としての配慮や見識がより深まっていると感じています。そういった精神面の変化や生活の変化、水島歯科診療所の方針に慣れるのには時間がかかりましたが、少しずつできることが増えてきました。レントゲン撮影やブラッシング指導、口腔内清掃などの業務に始まり、局所麻酔やう蝕治療も実践中です。
私たち研修医は、臨床現場で経験を積む前に、たくさんのステップを踏んでいます。まず、指導医との学習により、知識を整理します。次に、技術習得のために模型を用いたり、内容によっては同期の研修医と相互で実習を行います。そして意見交換をしたり、指導医からフィードバックを頂き、それを踏まえて個人練習を行います。
このように熱心な指導体制と、学習時間、充実した実習環境が、当診療所には用意されています。そのため妥協することなく、より確実に安全な手技を身につけられて、自分の改善点に気づけるため、モチベーションが高まります。
これからも着実にステップアップできるよう、向上心を持ち続けて自己研鑽に励みたいと思います。

臨床研修修了式

水島歯科と研修に参加した協力型施設、その他の歯科グループ内の事業所をオンラインでつないで研修修了式を開催しました。一人一人に研修修了書を授与し、指導医からの1年間の研修を通してのコメント、今後に向けての激励の言葉もあり、研修医全員の研修が無事修了したことを、グループ全体で共有しました。

1年間、お疲れ様でした~!!

~研修を終えて、とある研修医の感想~

「最初はほとんど何もできない状態だったんですけど、たくさんの処置やいろんな経験をさせて頂いて、ここまで一年間やってくることができました。歯科医師の先生だけではなく、衛生士の皆さんにもたくさん助けられて、患者さんへの接し方とか、診療の回し方とかたくさん学んで、今後に生かせる研修ができたかなと思います。来年は、まだまだ課題もたくさんあるのですが、少しずつできることを増やしていけたらなと思います」

MTM研修会

今年度2回目の歯科グループ全体の研修会はMTMをテーマに行いました。

矯正担当歯科医師が講師となり、症例紹介(下顎補綴前、上顎補綴前+上下顎審美改善、上顎・下顎歯周治療、上下顎 MTM+小臼歯移植、下顎埋伏智歯牽引など)しながらの講義と模型を使用して、上顎側切歯の挺出(エクストルージョン)下顎第二小臼歯舌側転移の改善、下顎第二大臼歯の整直(アップライト)の実習を行いました。

~若手歯科医師の感想~

「実際に行った症例を交えながら、MTMでできることを学ぶことができた。画像や動画も交えながらの説明だったのでイメージがわきやすかった」

「学生の時は実習でしかプライヤーを使用したことがなかった中で、ワイヤー曲げのポイント等もよく分かった」

「模型を用いて実際に自分で行うことで、ワイヤーの曲げ方やゴムのつけ方についてよく理解することができた」