臨床研修が始まり、半年が経ちました。8月から管理型プログラムBの協力型施設でもある児島歯科診療所にて研修を行なっています。不安もありましたが、研修指導医の先生をはじめとしたスタッフの方々に温かく迎えてもらって、充実した研修生活を送っています。
研修医は、実際の治療を行う前に模型で練習をしますが、最近はCrなど補綴治療の練習を行なっています。この治療はとても難しく、学生時代もかなり苦戦しました。そのため、診療時間の合間や診療後など、指導医に完成後の模型をチェックしてもらい、指導を受けながら研修を行なっています。
また、補綴治療は歯科技工士さんとも連携して進めていくのですが、診療所内には常に技工士さんがいるので、チェックしてもらうことでより質の高い治療を行えるように励んでいます。実際の治療では、う蝕治療など、少しずつ担当することが増えてきました。
当面の課題は、同じ手技でも、模型上と患者さんの口の中との感覚の違いに慣れることです。今後も、指導医の先生方やスタッフの方々から指導を受けながら、それらを少しずつ吸収して、手技の向上を目指していきます。
管理型プログラムB A先生
管理型プログラムBの協力型施設である玉島歯科診療所で研修をはじめて3か月が経ちました。最近は、根管治療や補綴治療の研修を行なっています。日々多くの経験を積むことができている充実感とともに、まだ力不足であることを感じる毎日のように思います。しかし、指導医の先生方をはじめスタッフの皆さんから親身にサポートを受けられるこの環境で研修ができることに感謝し、少しでも多くを吸収していきたいと思います。
診療以外では、9月に矢掛支部の広石サロンの班会(地域での健康づくりの場)に参加しました。健康に対する意識がとても高く、参加された皆さんは熱心にお話を聞かれていました。今回参加して、地方では、交通の便が悪いことを理由に、病院に行きたいときに受診できない方も多く、様々な面で地域支援が必要だと感じました。これまで地域住民の方と交流し、その声に耳を傾ける機会がありませんでしたが、とても貴重で有意義な時間となりました。
研修期間も残り少なくなりました。今後も一層研修に精進し、地域貢献できる歯科医師になりたいと思います。